Windows Live メールの設定

プロバイダー変更にともない数年前Eメールの設定変更をさせていただいた生徒さんから連絡がありメールが上手く受信できないとのこと。教室でお預りして確認したところまずお使いになっているWindows Live メールが起動しない…！？　

Windows Live メールの起動画面からマウスポインタがぐるぐる回りっぱなしでいっこうにアプリの画面が起動してきません。タスクマネージャーからはWindows Live メールのプロセスが動いている状態です。お使いになっていたOSはWindows8だったのでこれはと思いタスクマネージャーからWindows Live メールのプロセスを強制終了したあと再起動をかけます。あっさり起動しました。生徒さんに確認するとお家でも使おうと思ったら起動しなくなっていたそうです。Windows8ではインターネット関係のトラブルに遭遇した場合はシャットダウンではなく一度再起動すると解消することが多いです。

さて、メールの画面が起動したら続いてメールの送受信チェックです。サーバーの応答がありませんとエラーがでて送受信できない状態でした。メールアカウントの設定画面を出して生徒さんからお預かりしたプロバイダーより契約時に送られてきた書類に記載してあるメール設定と比較しながら確認してみても問題ないようです。そこで契約しているプロバイダーのメール設定をプロバイダーのWebサイトで確認すると…セキュリティ向上のため設定が変わっていました。

まず、メールサーバーの設定が変更されています。またユーザー名の設定もユーザー名のみの状態からメールアドレスを全部設定するよう変更されていました。

またサーバーのポート番号も変更されていてさらにSSL接続になっていました。（上の画像では赤枠をつけてありませんが受信メールサーバーのSSLもオンに変更です。）プロバイダーでメールサーバーの設定変更がある場合は事前に連絡がくるのですがしばらくメールを使っていらっしゃらなかったようで気が付かなかったようです。これで正常に送受信できるようになりました。

また、ブラウザがIE（インターネットエクスプローラー）だったのでWindows8用の最新版Edgeをインストールさせていただきました。IEはセキュリティの面でも不安がありますし表示速度もEdgeの方がはやいんですよね。Windows8のサポートも2023年1月10日で終了します。その旨を生徒さんにお伝えしWindows10への更新も考えてくださいねとアドバイスをさせていただき納品となりました。