紫金山アトラス彗星が最接近

10月中旬より紫金山アトラス彗星(C/2023 A3)が夕方、西の空に出現するようになります。肉眼で見えるかどうかはわかりませんがカメラで撮影することを想定してPC専用アプリを使い10月末まで位置推算してみました。

位置推算

15日頃までは彗星が2.2等~2.7等と明るく発見しやすいのですが地元の場所からですと標高の高い山々がありますので高度が低すぎて難しいと思われます。15日~20日までの間でしたら2.9等~3.9等と明るさは少し暗くなりますが高度が上がるので何とかチャンスがあるかもしれませんね。

紫金山アトラス彗星位置推算星図

地元のGPS座標を設定し地形を重ねてシミュレーションしてみるとα7Ⅳのフルサイズ写野角で50mm~75mm(TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2)、KPのAPS-C写野角で50mm(PENTAX DA★ 16-50mm F2.8ED)くらいがちょうど良さそうな感じです。APS-Cの写野角77mm(PENTAX FA77mmF1.8 Limited)だと少し狭くなるので画角内に彗星を収めるのに苦労しそうです。日没とともに金星と同じでどんどん高度が下がって見えなくなっていきます。撮影時間は日没18時頃~19時過ぎぐらいまで、18時30分前後が高度と明るさのバランスがよさそうですね。

紫金山アトラス彗星出没表

彗星の出没表。日をおうごとに没時刻が遅くなりますが高度の事を考えると標高の高い山々に囲まれた地元では19時頃までとみています。

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ50mm横構図

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ50mm横構図(10/15 18:30の設定でシミュレート)

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ70mm横構図

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ70mm横構図(10/15 18:30の設定でシミュレート)

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ75mm横構図

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ75mm横構図(10/15 18:30の設定でシミュレート)

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ50mm縦構図

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ50mm縦構図(10/15 18:30の設定でシミュレート)

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ70mm縦構図

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ70mm縦構図(10/15 18:30の設定でシミュレート)

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ75mm縦構図

紫金山アトラス彗星写野角α7Ⅳ75mm縦構図(10/15 18:30の設定でシミュレート)

紫金山アトラス彗星写野角KP50mm縦構図

紫金山アトラス彗星写野角KP50m縦構図(10/15 18:30の設定でシミュレート)

紫金山アトラス彗星写野角KP77mm縦構図

紫金山アトラス彗星写野角KP77mm縦構図(10/15 18:30の設定でシミュレート)

仕事があるので実際に撮影に行けるかわかりませんがチャンスがあればチャレンジしてみたいです(^_-)-☆