GoogleのPixel5で星空撮影
先月自身で使っているアンドロイドスマホをGoogleのPixel5にかえました。Pixel5のカメラはSony Exmor IMX363の画素センサーを使っていて星空を撮影する際に4分間かけて撮影した15枚の画像を重ね合わせる処理(コンポジット合成)をしてくれる天体撮影機能も付いています。
6月に入ってからは22時をまわると夏の大三角が天高くあがりその間を流れる天の川も見えるようになります。さっそく天体撮影機能を使って夏の大三角を撮影してみた一枚がこの画像です。5〜6等星くらいまで写りますし天の川もわかります。以前使っていたHUAWEIのアンドロイドスマホでも長時間マニュアル露光を使えば天体撮影はできましたがGoogleの天体撮影機能はそれを上まわる写りだと思います。
天体撮影機能の使い方は簡単です。夜景モードにしてスマホが動かないように固定すれば自動的に天体撮影機能がONになります。
まず撮影モードを夜景モードに変更します。設定から天体写真を自動設定にしタイマーを3秒にしておきます。「天体写真を撮影するには、スマートフォンを安定させてください」と表示されますのでスマホを三脚などにセットして撮影したい天体に向けて動かないように固定します。
スマホが固定されて安定すると「天体写真機能 ON」の表示が上の方に表示されます。その後シャターをタップすると4分間15枚のコンポジット撮影がはじまります。夜空を見上げながらゆっくりと待っていると自動的に綺麗な星空写真のできあがりです。
iPhoneでもある程度の星空は撮影できますが、星の色が白く飛んでしまってうまくでないんですよね。その点、Googleのアンドロイドで撮影した星空の写真はよく見ると星の色が残っているんです。スマホで星空を撮影したい方にはiPhoneよりもGoogleのスマホがおすすめです!