インテル製NUCの熱暴走
自宅リビングでTVに接続して使っているインテル製のNUC。普段から電源を入れっぱなしで使っていましたが先月シャットダウンした覚えがないのに電源が切れていました。
おかしいなと思いながらも電源を投入ししばらく使っているとCPU温度が高いため強制的にシャットダウンしますと出て落ちました(^^; 先月は暑い日が続いていましたから熱暴走ですね。もともと使用しているインテルのNUCは小さなクーリングファンがブンブンまわる音が気になっていました。さらに軸まわりの劣化なのかわかりませんが熱暴走する少し前から異音がしていました。
今回はNUCを分解しクーリングファンの型番を確認。純正ではないですが同じ型番のクーリングファンをネットで購入し交換することにしました。付いていたクーリングファンを外し、交換するだけですので簡単に作業できました。
交換作業後はクーリングファンの回転数も3,000回転以上まわり音も静かになっています。CPU温度も起動時70度以上あったのが54度まで下がり熱暴走で落ちることもなくなりました。
付いていたクーリングファンを外したあとファンを分解してみるとファンの軸受けになっている金属棒がコイルに差し込まれているだけの構造で傷がついている様子もありませんでした。そこでコイル周りと軸受けを綺麗に清掃、軸受けにセラミックグリスを少量塗布し再度NUC本体に取り付けてみると交換した新品のクーリングファンとほぼ同じように回転数も確保でき音も静かになっていました。
せっかく新品パーツを購入したので新品を使う事にしましたが、同じ型のNUCが他に2台稼働していますので分解清掃した古いファンは他のNUC用の予備として保管したいと思います。
とりあえず大きな出費もなくなおって良かったです。トラブルを未然に防ぐためには気温が高い時期に限らずPC内部の清掃は定期的に行った方がいいですよね。