春の訪れ

先週の木曜日、じゅくはお休みでしたがネットワーク通信の設定をして使う機器がスマホやタブレットとうまく繋がらないので設定してくださいと生徒さんより依頼がありましたのでご自宅まで伺ってまいりました。隣村のリニア工事をしている場所の近くでかなり標高の高い地域でした。

帰る際に道すがら、まだ桜が咲いているのを見つけたのでスマホで撮影してきました。春の訪れを告げる桜の花に加え、その奥には花桃も咲いていてウグイスの鳴き声がこの風景をさらに春らしくトッピングしてくれていました。人工物があまり入っていない長閑な田舎の風景は、田舎に住んでいても目にすることが少なくなりましたよね。しとしとと降る春雨に彩られてより静寂さを感じさせてくれます。久々に”里の春”という田舎の空間に心安らぐ瞬間（ひととき）を感じることができました。

設定から帰る際に、生徒さんから「おこぎ」をいただきました。正式名称は「うこぎ」だと思われますが地元南信では「おこぎ」と呼んでいます。春先の若い葉を摘んで食用にします。さっと湯がいて鰹節とお醤油でいただきます。シャキシャキとした歯ごたえとほろ苦さが春を感じさせます。

この時期は「タラの芽」をいただくこともあります。天ぷらにすると美味しいですよね！これも少し前に「初物ですのでどうぞ」と別の生徒さんからいただいたものです。

このトマトもなかなか手に入りにくい昼神温泉の朝市に出ているフルーツトマトだそうです。先日別の生徒さんからいただきましたが甘くて美味しい！四季折々、自然豊かな南信州の恵みに改めて感謝します。