皆既月食

皆既月食1
PENTAX KP+天体望遠鏡910mm F11.4 ISO3200 0.5秒

19日は89年ぶりとなる満月での皆既月食でした。

月食シュミレート

食の最大となる18時3分の夜空をパソコンの専用ソフトで事前にシュミレートしてみました。普段は満月の明かりが強すぎて見えないスバル(プレアデス星団)も月食で減光された月との共演が楽しめそうかなと期待してスバルと月が写野角に収まりそうな焦点距離を調べたりもしてましたが、実際は雲が多くてスバルと月は一緒に撮影できませんでした。残念…

天体望遠鏡撮影

19日は夕方5時から6時過ぎまで子供のプログラミング授業でしたが教室の窓から月の出方を確認しながら授業をしていました。せっかくの天体ショーですから通ってくれている子供にも天文知識を学ぶ機会になればと考え、手持ちの天体望遠鏡やカメラなどの撮影機材を用意して教室の窓から観察・撮影を体験してもらいました。

月食コリメート撮影1
iPhone13Pro ×1 天体望遠鏡650mm F5 コリメート撮影

650mmの反射望遠鏡の接眼レンズにスマホアダプターを介してiPhoneを取り付けて月の出始めを撮影。雲が多かったのですが少し見えていますね。

月食コリメート撮影2
iPhone13Pro ×1 天体望遠鏡650mm F5 コリメート撮影

これは17時30分頃です。iPhoneはゴーストが凄いですね^^; 月の明るい部分が対照となる左下に緑色のゴーストとなって二箇所発生しています。

月食コリメート撮影3
iPhone13Pro ×3 天体望遠鏡650mm F5 コリメート撮影

これも同じiPhoneですが3倍の望遠で撮影したものです。これも月の左下部分に緑色のゴーストが発生しています。iPhoneのゴースト問題は何とかして改善して欲しいですね。

ビーバームーン
PENTAX KP+天体望遠鏡910mm F11.4 ISO100 1/200秒

皆既月食(部分月食)が終わったあと、太陽に照らされたフルムーンも撮影してみました。11月の満月は「ビーバームーン」もしくは「フロストムーン」とも呼ばれています。金運が上がるともいわれています(^_-)-☆